薪と油のハイブリッドボイラー　PRH-35B

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薪と油のハイブリッド温水ボイラー　PRH-35B

PRH-35Bはアジア（韓国、中国、ウズベキスタン等）、欧州（ギリシャ、ロシア、トルコ等）など、世界で常用されている製品で、すでに各国で販売実績があります。局地的に資源流通が限られる地域では、バイオマスと油の併用をシームレスに行うことのできるハイブリッドボイラーの需要が高く、PRH-35Bの活躍の場となっています。

日本国内では、地域熱供給やセントラルヒーティング（全館集中暖房）、ハウス園芸設備等、確実な熱供給に簡易管理が可能なシステムとして従来の石油・ガス・電気によるシステムが採用されていますが、PRH-35Bは現況使用のボイラーと併用することが可能であり、間伐材等をチップ化、もしくはペレット化することなく、薪材としてボイラーに利用することができるため簡易なバイオマス導入を図る事業に最適な設計となっています。これまでのバイオマスボイラーは確実な熱供給を確保するために、十分な量の薪材を計画的に投入することが必要でした。PRH-35Bはボイラー内の薪材燃焼温度センサーによる熱供給量のモニタリングを行い、必要に応じて他の熱源（化石燃料）によるバックアップ燃焼を継ぎ目なく行います。このことは薪材を熱源として使用する際の手間と準備に追われることなく、石油の熱源をバックアップとすることで人的労力を最小化し、コストを総体的に削減できるシステムを提供いたします。

このように世界的な省エネ・エコ志向の中、コスト面はもちろん、使い勝手がよく、環境にやさしいPRH-35Bは世界から支持されています。

PRH-35Bの製品仕様・適用技術の紹介はこちらでご覧下さい。

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